十木舎

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実例紹介3邸追加しました!

ゴールデンウィークもあっという間に過ぎ、日ごとに蒸し暑さが感じられますね。

さて、楽しみにしてくださっていた皆さま、お待たせいたしました♪
昨年末から春にかけて十木舎が手掛けた家を実例紹介に一挙に3邸追加しました。

新築は長岡京の家松ヶ崎の家、リフォームはB邸(戸建てリフォーム)です。
それぞれ個性豊かに、お施主様の希望が叶えられた住まいです。

皆さまの理想の暮らしかたの参考に、是非ご覧ください!

**予告**

5月30日(土)・31日(日)に“亀岡・中庭のある家”の完成見学会を開催いたします。
詳しくは後日ブログでもご案内いたしますので、こちらも是非お楽しみに☆


長岡京の家


松ヶ崎の家


B邸(戸建てリフォーム)

GW期間休業日のお知らせ

気がつけば5月となり、爽やかですっかり初夏を思わせる陽気ですね♪

さて、十木舎では5月3日~6日迄を休業日とさせていただきます。
期間中のWEBサイトまたはメールでのお問い合わせにつきましては、
5月7日以降のお返事となりますので、何卒ご了承くださいませ。

誠に勝手ではございますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

**予告**

以前よりお伝えしていた3邸の実例を近日中に公開予定です。お楽しみに!


長岡京の家

長岡京の家 (外構工事編)

 外構工事 いろいろ!!  現場日記

念願の家を建てては見たものの、その家を引き立てつつ、

雰囲気を造るうえで重要なものの一つが外構工事ですよね。

みなさん外構を「こんな風に」とか「あんな風にしたいなぁ」。。。
なんて考えたり、悩んだりされてる方も多いはず。

先日、御引渡しさせていただいた「長岡京の家」
外構工事の様子を少しご紹介いたします。
何かヒントがあれば幸いです。

敷地境界には板塀を造って、その近くには自転車小屋を兼ねた倉庫を
計画されました。

まずは、板塀の基礎になるブロックと踏み石

ブロック基礎には板塀のアルミ支柱を立てます。


アルミ支柱に大工さんが板を張りつけていきます。
ちなみに板は「無垢のひのき板」


続いて倉庫も立てていきます。
一坪ほどでこじんまりとした倉庫兼自転車置き場。

外壁は「無垢の杉板」の下見板張りです。
下見板張りは板を横向きに重ねて張る工法で、雨の侵入を防ぎ
見た目もスッキリしています。

大工さんが特殊な加工をしてくれたので、とても上手くおさまりました。

下地の木をかぎ型に切欠き、これに合わせて板を張ります。

板を張っている大工さんは西岡棟梁と石嶺大工。

だいぶん張れました。棟梁の赤いポロシャツがまぶしい~
しかも、よく見たら三人とも違う色(笑) ちなみに紫は息子さん

隣接した母屋との境界も整備されました。

もともと草や落ち葉などの管理が大変でした。

不要な樹木を伐採し、境界にブロックを積みました。
また保管してあった瓦を有効利用するなど、
スッキリとした歩道を計画。


AFTER

歩道には「真砂土舗装」を採用しました。

自然な感じですし、なおかつ固めてあるので流れてしまわないのが
とてもいいですよ。

さきほどの板塀も完成に近づきました。
板が張れた状態。

木材の防腐と経年変化を和らげるため、保護塗料を塗ります。

塗料は「オスモ」を使用します。

自然系の塗料で人体と環境への影響も

少ないものを選択しました。



板塀の塗装完了です。

門扉からのアプローチ






外構工事の完成もまじかとなり、たたずまいも雰囲気が

出てきました。

お施主様もこの後のガーデニングなど御計画されているご様子。

私も今後定期点検で訪問させていただくのが、とても楽しみです。

今回は外構工事でした。

森谷

中庭のある家 現場日記

中庭のある家(亀岡)  工事進行中です!!

現在、亀岡の住宅地に建設中の新築住宅は、コの字型 の配置計画です。
しかも、その中庭を囲むように大きなガラスをはめ込むことによって、
開放感のある空間を実現しようと計画されています。


今回はそのガラスをはめ込む工事をご紹介します。

なんせ大きなガラス・・・一番大きなもので、高さ2m x 幅2.5m もあります。
それに複層ガラスですから、ゆうに200kgを超える重さです。

朝いちばんのトラックでガラスの到着。


続いて職人さんも次々と   1人2人・・・なんと9人!!


200kgの重さに加えてこの大きさです。これだけの人数はいないと
支えきれません。


吸盤をつけて、一斉の掛け声とともに いざ 搬入!


玄関からの搬入です。慎重にゆっくり進みます。
足元には特に注意!廻りにも気を配ばらなければなりません。
時々職人さんの気合の入った声が出ます。

本当に重そうです。。


やっとのことで中庭のスペースに到着です。

あと一息です。  定位置に納まるまで下から支える人は懸命に力を出します。



この日は3枚の大きなガラスを無事納めことができました。

ちょっと一服・・職人さんたちもホッとした表情を浮かべます。




この他にも、こちらのお宅ではこの中庭に面したスペースに

スチール製側板+木製の踏み板の階段を採用されています。


こちらのスチール製の側板に無垢の木製踏板を取り付けます。
どのような仕上がりになるのでしょうか。


開放感のあるガラス窓とこちらの階段、
中庭を囲むスペース・・・とても楽しみです。


今後の工事の進捗も是非お伝えできればと思いますので、
よろしくお願いします。

森谷

左官屋さんの手仕事

職人技! 左官の手仕事
珪藻土(けいそうど)塗 と ふき取り仕上


今回は現場から左官屋さんの仕事を少しお伝えします。

十木舎の家では内装の仕上げを珪藻土の左官仕上を標準にしています。

健康への配慮と木の家の特性を生かす建材を使いたいと考えているからなのですが、
珪藻土は調湿や消臭の効果がある建材としてご存知の方も多いですよね。

珪藻土については 仕様のページ を参考にして頂くとして・・・


現場での施工の様子です。


まずは珪藻土の材料に水等を入れてよく混ぜます。




左官屋さんは慣れた手つきで壁に塗っていきます。

近くで見てると簡単そうなんですよね。
あまりの手際の良さについ見入ってしまいます。

部屋の隅も特殊なコテを使って仕上ます。

入り隅

出隅



道具箱の中はいろいろな形のコテでいっぱいです。
使い分けているんですね。(冒頭の写真)




次は 土間のモルタルのふき取り仕上を見てみます。
玄関とポーチの土間はたたき風のモルタルふき取り仕上を標準としています。

少し施工方法をお見せしますね。

たたき風に見せるために、モルタルには少し土の色を付けています。

色のついたモルタルの上から、小石をまきます。



石のまき加減が職人さんの感性でしょうかね。

こんな感じです。

再び石を沈めるように上から馴らしていきます。

ここからがまた職人の腕の見せ所でしょうか。

適度に水が引いてから、スポンジでふき取っていきます。




どれだけ石を見せるのか。。少し変化も付けて。。。

乾くとこんな感じになります。


人が歩くことによってだんだん石が現れてきて、
時間の経過と共に風合いが増してくるんですよ。

「そんな変化も楽しんでいただけるといいですね。」

そんな気持ちで職人さんたちは頑張ってくれています。

皆様の目に触れる際には、建物と一体となり、

何となく雰囲気がいいな~って思っていただけると幸いです。

今回は左官屋さんでした。

森谷