桜が満開の時に、お子様の卒業式だったという方も多いのではないでしょうか。
十木舎では先日、西野山の家のお引き渡しが無事に完了しました。
延床面積24坪とコンパクトでとても落ち着きのある空間の2階リビングの住まいです。
コンパクトな住まいこそ、家に合わせて造られる造作家具はとても有効的です。
造作家具の一式は、山の家具工房さんの作。
クリやクルミの材は表情があって、端正になりすぎない感じもまたいいですね。
無垢材で造られた家具は、使い込むほどに手に馴染み、味わいが増していきます。
何年も何年も、時に修繕を重ねながら大切に使い続けることは家具も家も同じで、とても贅沢なたのしみです。
今年は特に雪がたくさん降った京都ですが、日に日に春の陽気へと移り変わっていっていますね。
上高野の家2、今年最初のお引き渡しが先日無事に完了いたしました。
撮影時には、屋根に雪が残り、時より散らつく中での撮影となりました。
正面から見ると一見平屋のようにも見えますが、高台に建っており見晴が抜群です。
傾斜には背の高い植物を植え、自然と暮らしが程よい距離にある家です。
生活の中で自然との関わりを感じることは、とても豊かだと私たちは考えています。
庭と建物がどうつながりを持つかを考え、日常に自然との一体感を感じていただける設計を常に心掛けています。
特に重要なのが、開口部(窓)のあり方。プライバシーの確保や温熱の影響にも配慮しながら、光の入り方や風の流れ、そして庭の木々や植物との距離感を考えて最適な開口部を探ってご提案しています。
上高野の家2 また詳しくは実例紹介でご紹介していきたいと思います。