十木舎

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祝上棟 精華町の家

精華町の家 上棟しました!

精華町の家 上棟の様子をご紹介します。

今年の夏は雨が多くて現場は工程を組むのは大変でしたが、
8月吉日、予定通り上棟の日を迎えることができました。
この日も朝早い時間は小雨がぱらついていましたが、安全に配慮して作業を
開始しました。

まずは1階の柱を立てていきます。



1階の柱が立つと次は2階の床梁を組んでいきます。

十木舎では柱は桧の4寸角、梁は、すべて国産の無垢材を使用しています。



2Fの床が組めるとその上に2Fの柱や屋根の梁を載せていきます。
大工さんは棟梁をはじめ全員が30~20代!棟梁の指示と見事なチームワークで
テキパキと・・・雨も上がり、作業は順調に進んでいきます。




続いて屋根の梁を組んでいきます。

ここまで来るとかなりの高さがありますが、大工さんは何食わぬ顔です。

クレーンで吊るされた梁を2人1組で納めていきます。
2人の息もぴったり!自分のことだけではなく相手のことも配慮しなければ
うまくおさまりません。
また高いところの作業なので、大工さんとクレーンの運転手さんとの信頼関係も
とても大切なんです。

大工さんの見せ場!破風(はふ)を取付ます。
完成した後もよく見えてくるところなので、細心の注意で丁寧に取付ます。


最後に屋根に野地板(杉)(左写真)を張り、その上に断熱と吸音効果のある
フォレストボード(右写真)[仕様のページ参照]を張って屋根の仕舞を行います。

大工さん方の熟練した作業の進捗によって無事上棟ができました。
夕方には、お施主様にもお越しいただき、お祝いとして上棟式を行いました。

十木舎ではこうした作り手の顔が見える家つくりも大切なことの一つとして
考えています。


お施主様に建物の四隅にお清めをしていただきました。

我々十木舎とそこに携わる職人さん方一丸となって
完成・御引渡しまで全力で取り組んでいくことを祈念いたしました。


今後も、随時工事の状況や十木舎の家つくりについてお知らせ出来ればと
考えていますので、よろしくお願いします!

森谷

精華町の家 基礎工事

基礎工事の様子ご紹介します!

十木舎の「現場日記」 今回は、基礎工事の様子をご紹介します。
京都府は南部 精華町の閑静な住宅地の現場です。

今年の夏も暑いですが、各業者さん方も額の汗を拭きながら
頑張ってもらってます!!


基礎工事着工前には地鎮祭を執り行いました。
いよいよ現場着工です。工事中の安全そしてお客様へ無事に
御引渡しを祈念し、身の引き締まる思いです。

砕石締固め

重機による掘削が終わると、砕石を敷き、締固めを行います。

防湿シート張り

砕石の締固めの後、地面からの湿気を防止するため防湿シートを張ります。

配筋工事

防湿シートを張り終えると、続いて鉄筋を組んでいきます。
基礎はコンクリートで出来ていますが、内部はこれだけの鉄筋が入っているんですよ。

型枠工事

配筋が終わると周囲に型枠を施工して、コンクリートを流し込む準備をします。


まずベースになる部分(下部)にコンクリートを流し込み、固まった後
再度立ち上がりの部分の型枠を組んでから、コンクリートを流し込みます。



こうしていくつもの工程を終えた後、基礎工事は完了します。
型枠を取り外しました。

十木舎では基礎の内側に炭化コルクを張り付けています。

外周部に張り付けることにより、断熱効果を上げるためです。
断熱材もできるだけ自然素材を使い、健康面への影響を少なくするのが
十木舎のこだわりです。
使用している建材の詳細については、 仕様のページ ►でもご紹介しています。

基礎工事も完了して、次はいよいよ上棟を待つばかり・・・


追ってその模様もご紹介したいと思いますので、お楽しみに!!

森谷

夏季休業のお知らせ

夏季休業のお知らせ

立秋も過ぎてお盆を迎えると夏の終わりを感じてしまう今日この頃です。
今年は例年より夏らしいお天気が少ない気がするのは私だけでしょうか・・・。

さて、十木舎では8月13日~17日までを夏季休業とさせていただきます。
お問い合わせフォームからのメールには18日以降の返信となりますので、
ご了承くださいますようどうかよろしくお願いいたします。


谷内六郎「びんの中の夏」

最近見つけたお気に入りのポストカードです♪大久保


夏の京北体験教室のご報告!

「夏の京北体験教室」を終えて・・・

十木舎が夏のイベントとして開催した「夏の京北体験教室~木の家の舞台裏をのぞいて見よう!~」
が、先週無事に終了しましたので今日はそのご報告です。

当日はあいにくの曇り空ではありましたが比較的涼しく、スタッフを含めると総勢25名で二条駅から
出発しました。

まず、最初に到着したのは国産材を専門にあつかう原木市場、北桑木材センター
こちらは地元材を中心とした原木が集まり、定期的に行われる原木市に材木屋さん達が買付けに
来る場所で、大量の原木が山積みです。中央でご説明くださった方が代表の中坂会長。

普段あまり見ることのない原木の見方や、会長さんの計らいで再現していただいた競(せり)の様子。

皆さん木の年輪に興味津々♪

こちらでは原木以外にも薪ストーブ用の薪や、間伐材を使用したおが粉を製造販売されています。
ちなみにおが粉はワラ等と混ぜて牛舎の床に敷き、それらが糞で汚れると新しいものと取替えて、
汚れたおが粉を集めて発行させると有機肥料になるそうです。かなりエコですね!

次に向かったのは、十木舎の本社工場でもある京北プレカットのお隣にある京北森林組合
先ほどの原木が製材される様子を見学です。ご案内いただいたのは京北森林組合の吹上さん。
大きな製材機は近くで見るとかなり迫力があります。それまでははしゃいでいたお子さん達も
直立不動で真剣な表情です。ここで製材されると、いよいよ建物に使える材木らしくなります。

続いては、製材された材木を更に建築資材として使えるよう加工する京北プレカット工場。
ここではCAD図面データを基にコンピュータ制御で材木を精密に加工します。
※詳しくは以前の現場ブログもご覧ください。→http://juhmokusha.jp/blog/?c=3

今回の反省点は、機械の音で参加者の方に説明がほとんど聞こえなかったこと。
家の要である構造材を加工するために大切にしていることをお伝えしたかったのですが、
用意したメガホンは小さくて全く役に立たず・・・本当にスミマセン!
それでも原木から家の柱になる過程をご覧になる中で、何かを感じていただけたと思います。

この後は近くの京北森林公園でバーベキュー。緑に囲まれての食事はやっぱり美味しいですね♪
残念ながらちょっとスリルのある木製遊具は老朽化のため使用禁止に・・・。
そんな中でもお子さん達は虫取りをしたりと元気一杯に遊んでいました!(写真は撮り忘れです☆)


午後からは無垢の木を使い家具を手づくりされている山の家具工房さんで木のバターナイフ作り。
豆カンナと紙ヤスリを使い、山の家具の田路さんに教えてもらいながら丁寧に形を整えていきます。

皆さんもくもくと集中して作業が進んだため、当初予定にはなかった焼きペンでそれぞれ名前を
入れて完成です!京北の桜の木で作った自分だけのオリジナル。長く大切に使ってくださいね。


木工体験の後は工房の外にいるヤギ達とふれあい♪
体は大きいですが、3頭とも人懐っこくてとってもかわいいです。
この後は京北の道の駅に寄り、約一時間で二条駅に到着しました。

今回はかなり盛りだくさんの内容でしたが、大人も子供も楽しめる内容になったかなと思います。
ご参加くださった方には、このような機会を通じて木を身近に感じてもらい、暮らしに木をとり
入れることの良さを実感していただけたならば幸いです。
また最後になりましたが、この度ご協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました!!

大久保