十木舎

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おそうじ

こんにちは、朝晩が寒くなってきましたね。日中はまだ暑い日が続きますが寒暖差があると体調を崩しやすいので、注意します。
皆さまも身体を労わってくださいね。

今回ご紹介するのは、十木舎の朝の一コマです。
毎朝、20~30分程度かけてそれぞれに掃除をしています。床を掃除したり、玄関廻りをきれいにしたり、テーブルを拭いたりとそれぞれにしています。

私が十木舎に入って一番驚いたのはクイックルワイパーのクリーニング力です。あまりに汚れが付く=取れているということに感動して、家に帰っても話題にしました。

家にはロボット掃除機やダイソンのようなハンディ掃除機があるのですが、あまりにクイックルワイパーが有能すぎて、家用に即買いしたほどです。
実際使ってみると、軽いし可動範囲も広いので、掃除もしやすく手も汚れにくいし良いことづくめです。

ただそれだけでは、そこまで驚かなかったように思います。朝から掃除といいましたが、じつは十木舎のスタッフは、朝から現場に入ったり、お客様と打合せに行くことがあります。
忘れもしない驚愕した日もそのような日で、スタッフが私ともう一人ぐらいでした。私はダイソンで掃除をしたあとに、クイックルワイパーをかけたのです。
当然、端から端まできれいにしたつもりがあったのですが、なんとクイックルワイパーには汚れがみっしりと吸着されていたのです。
もう、驚きでしかありません。

フローリングだけでなく、ウッドデッキもクイックルワイパーできれいにお掃除できます。

十木舎の仲間となり約1年半になるのですが、毎朝クイックルワイパーで掃除をしても、毎朝同じように汚れがつきます。特に連休明けはよく汚れがとれます。

ただ、よく観察しますと、1階のヒノキフローリングはそうなのですが、2階スギフローリングはまた感触が違うのです。言葉で表現しますと、
ヒノキは、スー、スー、スーといった感じで拭けます。杉は、サー、サー、サーと軽い印象なのです。
実際、私がよく取れるといった汚れは1階のヒノキフローリングでとれているようです。

スギとヒノキは同じ針葉樹なのですが、少し特徴が違います。
固さの比較では、スギのほうが柔らかく、ヒノキは固い目です。そのため足ざわりや歩いた時の疲れにくさにも違いがあるように感じます。
ヒノキはヒノキ風呂という言葉があるように、耐水性があります。杉はヒノキよりも水を吸収しやすいです。
これは油分が多いからと言われたりしています。

毎度汚れが付着しやすいのは、この油分の多さによるものなんだと実体験でわかりました。油分は掃除機では取れにくいですよね。
私が驚愕した日のからくりはこういったところにあったということです。

高野山の裏手にある護摩壇山からの景色です。手前左はヒノキで、右側は杉です。



ちなみに、山の直立にそびえたつ針葉樹の多くは杉・ヒノキですが、見分け方をご存知でしょうか。
遠目にみても、近くでみても特徴的なのでわかりやすいです。

遠目ですとボンボンした固まりの枝振りなら杉です。ファサーと広がった枝振りならヒノキです。
近くでみるときは、木の表面が整った樹皮なら杉です。バリバリと荒々しいのはヒノキです。

散策される際にそんな観点でみると面白いかもしれません。

小棚

住んでみて、感じたこと

関西では残暑が厳しい毎日が続きますね。
立秋をとうに過ぎても、日中はこの暑さ。

やっと朝晩は少し、ひんやりした風が吹くようになってきたでしょうか。



題名の通り、「住んでみて感じたこと」。
我が家が十木舎で新築し、ちょうど1年が経とうとしているので「住んでみて」気付いたことをお話ししてみようと思います。


我が家は4人家族、やんちゃざかりの息子が2人。
引越して片付けを終えて少し落ち着いた頃、次男が胃腸炎に。保育園を1日休んだくらいですんだのですが、潜伏していたのかアデノウイルスにも感染。そうこうしているうちに今度は長男も発熱。症状が似ていたのでアデノウイルスかと思いきや、小学校でインフルエンザが流行り出したとの連絡が。
結果、アデノウイルスとインフルエンザを併発しておりました…

そんなこんなでバタバタの新生活がスタートし、必然とお家時間が続きました。
小児科から帰宅し玄関をあけるとふわっと香る木の匂い、不機嫌の次男を抱っこしながらもぼーっと眺めていられる木目の美しい天井や柔らかい質感。引っ越してすぐ、十分に新居の良さを味わえる機会となりました。

そして開口部からは山の緑と空の青が広がり、天気によっては雲海が望めることも。 景色と共に光が差し込み、家の中を風がするっと通っていきます。 息子たちの体調不良が回復した頃、季節はもうすっかり冬でした。
窓を開けると冬は澄んだ空気を感じ春にはあたたかな陽が入り、5月にもなれば湿度を感じる空気に変わって、 少しずつ夏の気配が。 梅雨に入り、保育園から大量の荷物と次男を抱え、雨に濡れジメジメの外から家に入るとさらっと心地が 良い!この差には驚きました。今年の梅雨は家にいると本当に快適でした。
そしてこれから秋ですね。 季節のうつろいを五感で楽しむことができるのはなんとも贅沢だなと感じつつ、子供たちにも安らげる場所 であってほしいなと思います。

我が家の1年目は快適に過ごすことが出来ました。 個人の感想なので、参考までにしていただけると幸いです。
そして何はともあれ、健康第一で過ごしたいものですね!

山田

撮影裏話

皆さんにいつも見ていただいている実例紹介の写真、チラチラとお花が写っているのですが、気づいていただけているでしょうか。

毎回、色々な花や草を活けて撮影に添えているのですが、実はこの草花たち、山浦の実家の庭から摘んできているものなのです。

年間を通して庭に何か彩りがあるように育てていまして、雑然としながらも、とても緑豊かな環境になっています。

この庭は全て家人の手によるものなので、整った美しさはありませんが、豊かな緑がお庭に広がると、とても気持ちが良いものです。

これが
9年でこうなりました。
何もなかったお庭ですが
緑モリモリです。

庭師さんにきれいにお庭を作ってもらうとより良いのですが、
自分で庭造りにチャレンジしたいけど何から始めたら良いかわからない場合や
予算が少ない時などでも、
庭師さんにベースを少し作ってもらうだけで、素敵なお庭づくりのきっかけになると思います。

お庭も住まいの一部ですね。

以上、撮影裏話からのお庭のお話でした。

山浦

西野山の家 お引き渡しが完了しました

桜が満開の時に、お子様の卒業式だったという方も多いのではないでしょうか。

十木舎では先日、西野山の家のお引き渡しが無事に完了しました。
延床面積24坪とコンパクトでとても落ち着きのある空間の2階リビングの住まいです。

2階リビング

コンパクトな住まいこそ、家に合わせて造られる造作家具はとても有効的です。

造作家具の一式は、山の家具工房さんの作。
クリやクルミの材は表情があって、端正になりすぎない感じもまたいいですね。

無垢材で造られた家具は、使い込むほどに手に馴染み、味わいが増していきます。
何年も何年も、時に修繕を重ねながら大切に使い続けることは家具も家も同じで、とても贅沢なたのしみです。

上高野の家2 お引き渡しが完了しました

今年は特に雪がたくさん降った京都ですが、日に日に春の陽気へと移り変わっていっていますね。

上高野の家2、今年最初のお引き渡しが先日無事に完了いたしました。
撮影時には、屋根に雪が残り、時より散らつく中での撮影となりました。

正面から見ると一見平屋のようにも見えますが、高台に建っており見晴が抜群です。
傾斜には背の高い植物を植え、自然と暮らしが程よい距離にある家です。

生活の中で自然との関わりを感じることは、とても豊かだと私たちは考えています。
庭と建物がどうつながりを持つかを考え、日常に自然との一体感を感じていただける設計を常に心掛けています。

特に重要なのが、開口部(窓)のあり方。プライバシーの確保や温熱の影響にも配慮しながら、光の入り方や風の流れ、そして庭の木々や植物との距離感を考えて最適な開口部を探ってご提案しています。

上高野の家2 また詳しくは実例紹介でご紹介していきたいと思います。