はじめまして!昨年10月、十木舎に入社しました 岡田 と申します。
これから少しずつブログにて、十木舎の日々の様子をお伝えしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
さて、先日の土曜日の午後、とある重要文化財の見学に、
奥村、山浦、岡田の三名で行ってきました。
今回訪問したのは、大阪羽曳野にある「吉村家住宅」という民家で、なんと築400年!
毎年春と秋の年二回、一般公開されています。
とても興味深い建物でしたので、少しご紹介したいと思います。
てくてくと住宅街を歩いていると…
突如現れる、茅葺屋根の立派な門構え!!
こちらは門を内側から見た様子。
門の横にも小部屋が3部屋ほどあります。
茅葺屋根のボリューム感ある屋根と、しっくいの真っ白な壁のバランスが、
なんだか可愛らしい、素敵な建物です。
庭を挟んで門の向かいにあるのが、重厚な母屋。
瓦葺と茅葺が組み合わさった珍しい形の大屋根です。
民家としては日本で初めて国宝に指定され、今は重要文化財に再指定されています。
中に入ると、約30畳の大空間の土間が広がります。
空間を支える梁の太さと長さも圧巻!
土間の片側は、台所(写真左)と納屋(写真右)
へとつながっています。
台所の中央にあるのは、5つも並んだ立派なかまど。
アールにカーブした形のかまどは、対面でも使うことができて…
なんだかモダンで使い勝手もよさそうです^^
土間の一角には、空中に浮いた部屋が!
ここは女中部屋として使われていたそうです。
壁には出入りするための梯子らしきものが作りつけられています。
つま先の部分が壁にあたっても壁が削れない為なのか、
あえて漆喰を塗らず、かわいらしいデザインに仕上げています。
土間から上がってすぐの2部屋は、主に家族が生活する空間だったそうです。
奥に進むと、来客用の設えの座敷が広がります。
一角には茶の炉が切られています。
茶の湯で、客人をもてなしていたのでしょうね。
座敷は、繊細な作りの欄間や、一つ一つ形の違う釘隠しなど、
細部にまで思いが込められた格式高い空間でした。
当時の人たちの想いの詰まった、とても興味深い建物。
400年もの長い年月、ここで色々な人たちの暮らしがあったことにも、思いを巡らしながら、貴重な時間を過ごすことができました。
吉村家住宅について、ご興味がある方は、是非こちらをご覧ください。
https://yoshimuratei.org/
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さて、以前のブログ でもご紹介しましたが、十木舎では現在、築数百年という古民家の改修工事を行っています。
ちょうど古民家の改修工事に携わる中でしたので、近しい時代に建てられた吉村家住宅には似た要素がたくさんあり、より細部まで興味深く拝見することができました。
十木舎の古民家改修工事も、あと一カ月ほどで完成予定ですので、又ブログでご紹介できればと思います!
岡田
今回は、カウンター作成(第2弾)の様子をお届けいたします。
第1弾のブログも載せておりますので、あわせて見ていただければと思います。
今回は、城陽倉庫から事務所へ移動して作業を行います。スギ板(700mm×1400mm)は、女性2人で簡単に持ち上げることができるので、施工性が良いことも嬉しいポイントですね。
それでは、前回塗ったオイルがしっかり乾いているか確認し、カウンターに足を取り付けていきましょう!
まずは、ビスの取付位置を下書きし、ドリルビットで細い穴を開けます。
カウンタ-に使用したスギは、木目が粗い為、手元がぐらつきやすく垂直に穴を開けることに苦戦しました💦
次に、インパクトドライバーでビスを沈めていきます。
今回スギの板厚5.5㎝の為、ビスは3㎝のものを使用しました。木材に対して垂直に入るよう慎重に...
無事に4つの脚すべてを締め付けることができました!
事務所内にカウンターを運び込み、脚の高さを揃えたら完成です。
今回木工クラブでは、新しい十木舎メンバーのためにものづくりをすることで、より職人さんや大工さんの気持ちになれた気がします。使う人の想いや生活を想像し、形にしていく。機械だけでは生み出せない”心を込めること”の豊かさを感じることができました😌💭
次回、木工クラブでは何ができるのかお楽しみに!
川内
今回木工クラブでは、春から十木舎に新しいメンバーが加わるため、カウンターを作ろうと思います🌱
カットした表面が荒い板を滑らかなテーブルになるよう仕上げていきます。
今回は、油分が少なくサラッとした肌触りの良いスギを使用します🪵スギは、床や梁、天井など構造材としても使われており、強度が高いことも特徴のひとつです。
それではさっそくベルトサンダ-で削るところから始めていきましょう!
60番、100番、150番、180番と4回に分けて削っていきます。高速でペーパーが回転するため、手やコードがまき込まれないよう慎重に...
ベルトサンダーで削り終えたら、長手方向の小口のみをかんな掛けし、再び仕上げサンダーで削ります。
使用したのは240番、320番、400番、と3回に分けて削っていきます。テーブルを使用する新しいメンバーの方が喜んでくれるよう丁寧に...
回数を重ねていくごとに滑らかで肌ざわりが良くなっていくことに、嬉しさを感じます。
最後に、角を手作業で軽くやすっていきます。ここで力を入れすぎてしまうと、のっぺりとした印象になってしまうので注意が必要です。
仕上げとして、オイルを全体に塗り、3回ほどふき取って、本日の作業は終了です。
2~3日乾燥させ、テーブルの脚を取り付けたら完成です!
また、次回ブログにアップする予定ですのでお楽しみに😌💭
川内
今回は、薪ボックス作成(第2弾)の様子をお届けいたします。
第1弾のブログも載せておりますので、あわせて見ていただければと思います。
それでは、前回に引き続き木材同士をつなぎ合わせる作業からスタートしていきます。今回は、接合部に釘が見えないような隠し接合に挑戦したいと思います。
私たち十木舎の造作キッチンや、造作家具にも隠し接合が多く使われており、すっきりときれいな印象を与えてくれますよね✨
ジョイントカッターと呼ばれる工具を用いて木材に溝を掘っていきます。
その後、溝にはまるようにボンドをつけた楕円型ビスケットを押し込みます。このビスケットは、接着剤の水分を吸収して膨張し、木材同士をガッチリと固定してくれます。
接合部がぴったり合うか緊張の瞬間...
無事にはまり、一安心...しっかりと固定して1週間ほど乾かします。
乾燥後にランダムサンダーで表面を研磨をしていきます。研磨をしっかり行うことで、木材表面がより滑らかに手触りよく仕上がります。
そして、最後に塗装を行います。今回は、オスモ(色:オーク)を2度塗り、ふき取り仕上げを行いました。塗料が垂れてきたり、むらができたりとなかなか難しかったです...
再び乾燥させて、やっと完成です!
ふき取り仕上げを行うことで、塗料が木になじみ綺麗に仕上げることができました。
木工クラブの一員として今回はじめて無垢材での工作を行いましたが、常に頭を動かしていたと感じます。「どうしたらより良くなるか。」「こうしたらどうだろうか。」など考えることで、新しい発見やおもしろさが生まれ、工作を楽しむことが出来ました。
また、職人さんの手仕事の技術力の高さや、手づくりの温かさにも気付くことができました。
次回は、何が出来るかお楽しみに!
川内
今回は、十木舎の模型についてお話させていただきます。
ホームページで実例紹介の進行中ページに、現在工事を行っているお家の模型写真を載せております。
この模型ですが、お客様との打合せを重ねる中で具体的なイメージが膨らむよう作成しております。
私は、今回初めて模型を作成いたしましたので、その様子をレポートさせていただきます。それではさっそく、模型づくりの様子を見ていきましょう!
まずは平面図と立面図を印刷し、スチレンボードに貼り合わせて、カットしていきます。
このスチレンボードは、数種類の厚み(1mm〜10mm)があり、厚みが大きくなる分カットをすることが難しくなります。
私は、内壁(厚み1mm)のカットをしましたが、まっすぐに切ることすら難しかったです...
カットした部材をカネダインを使って貼り合わせていきます。
家具や窓枠、階段などの造作部分は、木材や茶色の紙を使って作成していきます。
徐々に形なっていく姿を見ると、愛着が沸いてきます...
屋根をかけた後に、擁壁で建物を覆い、植栽を植えていきます。ついに完成形が見えてきましたね!
最後に背景用ボードをセッティングして撮影です!
普段の模型作成は、十木舎スタッフ山浦1人で、着工から棟上げ、撮影までをわずか1日で行っています。これからは、私も模型をつくる ”大工として” お手伝いが出来ればと思います。
模型写真は、後日ホームページの実例紹介でアップする予定ですのでお楽しみに!
川内