十木舎

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草津の家上棟しました。

今回の現場日記は先日、無事上棟を迎えました「草津の家」
からお伝えします。

まずは基礎の上に土台を敷くところから始まります。

土台には国産、主に紀州産の無垢の桧材四寸角(12cm角)を使用。
基礎の上に黒く見える基礎パッキンを敷き、床下の通気を促します。


土台敷が完了した状態

土台が敷かれると、いよいよ柱を立てて上棟に向け構造材を組んでいきます。

家の中心には7m近い長さのある心柱(しんばしら)
こちらも桧の無垢材で五寸角(15cm角)あります。
大黒柱的な役割を果たします。

大工さん息を合わせて心柱を納めていきます!


こちらのお宅は家の形が正方形の計画をなされており、
屋根は寄棟のいわゆる「方形」ほうぎょうの形をしています。

その設計を活かす為、屋根を形つくる梁材を現しにしています。
中心から四隅にかかる梁材には7mの無垢の杉材を使用。
大工さん、ここは特に慎重に納めていきます。



組み上がってしまえば、簡単に思えてしまうところにも、
材木を切り出す山師さん
材木を製材する製材業
木を乾燥させて製品にする木材業。
設計図通りに木材を加工するため、CAD入力をするCADマン
加工指示通りに機械を動かすプレカット工場のオペレータ
そして現場で納める大工さん

いくつもの工程に係る方々の思いが詰まっていることを
胸に刻み大事に扱わなければなりません。

無事、棟の部分を組み上げ屋根を支える構造が見えてきました。
一番気を遣うところを納めた大工さん。少し安心した様子です。

お客様のお住まいへの思いを形に変える家づくりの仕事。

改めてやりがいと責任を感じた一日となりました。


森谷

岡崎の家大工さん奮闘中! 

秋の長雨も過ぎ去り、ようやく秋の深まりを感じられるようになりましたね。

ここ岡崎の家の現場では大工さんによる作業の真っ最中です。

こちらは壁に入れる断熱材を裁断しているところ。

十木舎の断熱材は「パーフェクトバリア」を標準仕様としています。
ペットボトルに使用されるポリエステルを原料し、環境と健康に優しい
だけではなく、長期劣化が少ない。壁内の結露を防止するなどの特徴があります。

厚さは10cmあります。

成形の際に接着材を全く使用していないので、お住まいになる方はもちろんのこと、

切ったり、充填作業をする大工さんの健康面にもとても配慮ができ、

十木舎こだわりの断熱材です。

床下にもこの断熱材を入れています。


断熱材を敷き詰めた後、フローリングを張っていきます。
フローリングはヒノキの無垢材。厚さは3cmあります。

大工さんにより一枚一枚丁寧に張っていきます。

こちらのお宅ではキッチン・リビングダイニングスぺースが吹き抜けになっています。


窓の外からは緑の合間から木漏れ日が差し込み、桧の現しになった梁材の木組みとあいまって、
素敵な空間が広がっています!

今後大工さんの工事が進んでいくのがとても楽しみです。

このつづきは今後の現場日記で。

森谷

山科の家大工さん造作

今回の現場日記は「山科の家」で大工さんの職人技に密着です。

十木舎では内装の床板・窓枠や階段の材料にいたるまで、全てヒノキや杉等の

国産無垢材を使っています。

その中でも階段の材料は踏板や側板など全てこだわりの総桧造り!!


こちらは階段の踊り場にあたる部分。ひのきの板を大工さんが加工します。

見事に加工された桧造りの階段の板は、全て大工さんが自らカンナで削り上げます。
足ざわりもそれは格別です!

続いては本棚の造作です。

こちらの本棚は杉を使用
杉はその風合いから、ほんのりとした柔らか味を空間に与えます。

完成してしまうと見えなくなってしまう所にも
大工さんの丁寧な手仕事が伺えます。




お客様の念願の本棚が大工さんの手によって
ひとつひとつ形になっていきます!

こちらは天井の杉板貼りの様子

板は赤杉の柾板。押さえ縁に竹を使いました。

竹はこの部屋の雰囲気に合わせて「ゴマ竹」を選択

こちらがそのゴマ竹です。

京都は古くから竹の名産地。建築にも様々な形でとり入れられてきました。
今回は京銘竹屋さんに出向き直接仕入れた物を使用。


竹をとめる釘には、一本一本が手造りの和釘を使っています。

まるで水面のように外からの光を反射する天井板・・・

すべて無垢板で一枚一枚カンナで仕上げてあるからこそ出せる、
自然で見事な光沢です。

大工さんの心意気と職人技に改めて感激した一日でした。





森谷

西京極の家 地鎮祭

ほんとに早いもので、もう10月も半ばを過ぎようとしていますね。

家を建てるうえでまずは最初の節目であります地鎮祭。

本日、京都市は西京極で地鎮祭が執り行われました。

このところ雨がよく降りますが、そこは読んで字のごとく
「雨降って地固まる」 

基礎工事に先立って、しっかり地面が落ち着いてくれることでしょう。

当日は雨上がりで晴れ間もちらほらと。

祝詞に続いて、宮司様による横笛の音が。。。荘厳な雰囲気の中

御祝いと工事の安全を胸に刻んだ一日となりました。

森谷

草津の家着工しました!

気温が高くなったり、低かったりと体調管理も大変ですが、

日に日に秋の気配が深まって行くように感じられますね。


十木舎で初めてとなる、滋賀方面のお宅が先日着工を迎えました。
草津の閑静な住宅街。少し高くなった丘陵地の現場です。

こちらのお宅は地盤調査の結果、地盤補強工事が必要とのことでした。

とても長いドリルで掘削します。


その穴にコンクリートと土を混ぜ合わせ物を埋め戻し、柱状の補強工事
をする工法です。

地盤補強工事を終えると、基礎工事に入ります。
建物を支える大事な基礎工事です。
工事を管理をする物にとっても、とても気を遣う場面です。

幸い天候にも恵まれ、コンクリートの打設も晴天の中おこなわれました。




基礎工事が終わると、いよいよ次は大工さんの出番です。

上棟の準備も着々とすすめております。


つづきはまた現場日記で!

森谷