上賀茂の改修現場から
ここ京都でも、もう間もなく桜の便りが聞こえてくる季節になりました。
京都・上賀茂では1Fのリビング・ダイニングを中心に、
玄関・キッチン周りまで無垢材と自然素材をふんだんに使ったリフォーム工事が
進行中です!
お住まいの間取りを若干変更して、開放感のあるスペースにしたいとの
ご要望を叶える為、慎重に既存の柱や壁などの構造体の調査を行いました。
リフォーム工事ではそういった事前の調査も大変重要になりますね。
こちらのお宅でも、間取り変更に伴い補強の梁材を新たに入れることになりました。
ヒノキの無垢材の梁 大工さんがカンナで仕上げてくれました!
見事なまでの艶! 表面の手触りもそれはそれは最高でした。
この梁も現しにします。
次は大工さん、この梁の下に入る磨き丸太の加工です。
北山杉の磨き丸太
このような大工工事ができるのも、日々の経験と修行があればこそ。
手入れの行き届いた大工道具(ノミ)
横にあるのはこれも北山杉の面皮(めんかわ)柱
磨きの丸柱も良いですが、面皮柱も端正で趣ありますね。
丸い磨き丸太の四面を少しづつ削っていき、
程よく丸い皮の面を残すことで、面皮柱を作ることができるんですよ。
これらの材料を使い、どのような仕上がりになるのか、
ワクワクしながら日々職人さんと共に仕事に取り組んでいます!
この続きもおたのしみに。
森谷