十木舎

ブログ Blog

粟生の家 完成に向けて

まもなく竣工予定の「粟生の家」
造作らせん階段についてお届けいたします。

皆さまは「らせん階段」と聞くと、どのようなイメージをするでしょうか?
私は幼少期のワクワク感を思い出します。(ぐるぐると続いていく大きな段差が遊具のように感じて、登ったり下ったりすることが冒険のようだった感覚です。)

実は、このらせん階段には、家づくりにおいて様々なメリットがあります。

まず、限られたスペースを有効活用したい場合に最適であること。
一般的な階段に比べて設置面積が小さく、狭い場所でも設置しやすいのが特徴です。

次に、採光性を確保できること。
蹴込み板がなく光を遮りにくいため、階段を通して光が入りやすく、室内を明るく保つことができます。

ただ、このらせん階段ですが、施工するには大がかりな作業が必要となります。

工場で制作された、らせん階段が到着。
レッカーを使用して、家の中へ搬入。
らせん階段の位置決めから組み上げ。
手すりや中残の溶接。

職人さんは、細部の納まりや材料の規格などを設計者や工事監督とともに入念に確認しながら作業を進めておりました。



半日かけて、やっとらせん階段の取付が終了。後日、ヒノキの段板を入れて完成となります。

皆さま、大変お疲れさまでした。
造作のらせん階段には子どもの頃のワクワクが詰まっている。そんな感じがしますね。

こちらのらせん階段を設置した「粟生の家」、
完成見学会を8月2日(土)、3日(日)に予定しております。
ぜひこの機会にお越しください。

【予約について】
ご予約はメール、電話、DMにて承っております。
TEL: 075-754-7232
MAIL: kinoie@juhmokusha.jp
詳細は、粟生の家完成見学会のおしらせをご覧ください。

また、見学会の様子や、竣工写真を紹介する予定ですので、お楽しみに!

川内