十木舎

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竣工写真

先週の土曜日に「石清水の家」をお引き渡しさせていただきました。
やっとこの時を迎えることができて、まずはほっと一息。お施主様からは心温まるお言葉をいただき、監督の森谷と私は嬉しい気持ちと、ちょっと寂しい気持ちで現場を後にしました。
資料を見直しますと、昨年の3月にはじめてお問い合わせをいただき、かれこれ1年と半年ほど。
お施主様のたくさんの思いが詰まった家です。
これからも末永くお住まいいただけたらと思います。

さて、お引き渡しの前にはいつも欠かさないイベントがあります。
それは、竣工時の写真撮影。カメラマンは我々が心から信頼を寄せる垂見孔士さん。いつも東京から来ていただいています。
実例紹介にも必ず名前がありますね。
十木舎の家をいつも温かく見つめてくれて、良いところを引き出してくれます。
ただその状況を写すのではなく、そこに流れる空気をカメラに切り取っているように感じます。

撮影の際は、必ずそばについて撮影補助をしながら終日家と向き合います。我々にとっては、じっくりと冷静に見直す良い機会でもあります。
実際に建った家の中で一日を過ごしていると、机上では分からないことが目の前に時間の流れとともに見えてきます。
また、垂見さんのふとした言葉や、話すことで気づかされることもたくさんあります。
十木舎を外から見守るお父さん!いや、お兄さんみたいな方です。

とても大切な一日。とてもクリエイティブな時間と学びの多い一日です。
これからも続けていきたいです。

夕景は特に心惹かれますね。
明かりが灯ると、家に命が入った感じがします.
垂見さんの撮った夕景の写真が楽しみです。

奥村