十木舎

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ウッドデッキリフォームしました!

ウッドデッキが新しく生まれ変わりました!!

十木舎の現場日記、今回はウッドデッキです。
先日、お客様より古くなって傷みの目立つウッドデッキを何とかしたいとのお話があり
早速診させていただきました。
Before

新築時、新居の中庭に併設してウッドデッキを作られました。
LDKの床と同じ高さなので、はだしで歩いたり、よくバーベキューなどをして
楽しまれています。

しかし10年という年月が経ち、真夏の炎天下・梅雨の長雨・風化など過酷な自然環境の
変化に耐えてきた木材ですが、腐食が進みところどころ床板も外れてきました。
お客様もご自分で板材の取り替えなどをして、定期的にメンテナンスをされていたご様子。
Before

しかし表面もさることながら、床下の部材の傷みが大きく、木材が
腐食している状況が確認できました。
床下は地面からの湿気の影響を受けやすく、また一度濡れた木材が
乾きにくいといったことも原因の一つです。

板を載せる木材が腐食してしまっています。

今回は床板だけでなく床下の木材も新しものに入れ替える工事
をすることになりました。
After

今回はウリンという木材を使いました。

ウリンは密度が高く、非常に硬い木材です。そのためウッドデッキには適した
材料の一つです。赤みを帯びた茶褐色でポリフェノールを含んでいるため、
抗菌作用があり、腐食の原因であるバクテリアやシロアリなどにも効力を発揮します。

しかし、水に沈むほど重いので取り扱いに苦労したり、その硬さゆえにプロの大工さん
でさえ、施工に手間がかかったり、板材を固定する釘やビスが取り付ける途中で折れて
しまうこともあり、なかなか一筋縄ではいかない材木なのです。

ウリン材は少し値段も高めなのですが、特別な木材保護塗料をぬらなくても
比較的腐りにくく丈夫な材料なので、塗装費用は掛からないという利点
があり、メンテナンスも少なくて済むかもしれませんね。
(保護塗料を塗るとさらに良いかもしれません。)
After

After

施工が完了して新しく生まれ変わりました。


ご自宅にウッドデッキをお考えの方がいらっしゃいましたら、ご参考になさってください。

森谷