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山科の家 仕上げ工事
「山科の家」ではお引渡しに向け、様々な職人さんによる仕上げ工事の
真っ最中です!
十木舎では家造りだけではなく、その建物の外観の雰囲気に合わせて
外構工事も計画させていただきます。
駐車スペースではコンクリートの洗い出しの作業が始まっています。
通常のコンクリート仕上げも良いですが、職人さんによってひと手間かけることにより、また違った表情が現れます。
コンクリートの表面を水で洗い流し、石や砂を現していきます。
デッキブラシでゴシゴシと・・・
玄関へ続くアプローチは三和土(たたき)風仕上げを施します。
モルタルに色を付け、流し込んだ後、表面をふき取って仕上げます。
表面はあくまでも土の三和土のように・・・
自然な感じに仕上げるのが職人さんの腕の見せ所。
内部では左官職人さんが壁の珪藻土塗りをしています。
十木舎の内壁は調質効果の高い珪藻土塗りを標準仕様としています。
同じく標準仕様としている桧の無垢材フローリングや
窓やドアの入り口枠に使用している桧の無垢材とも相性がとても合っています!
見事なコテさばきの熟練の左官職人さん。
最後に建具職人さんです。
内部の建具は全て職人さんによって一枚一枚手造りされた、
十木舎オリジナルの建具を使用。
今では手作りの建具を使用する住宅も少なくなってしまいましたが、
部屋の中の雰囲気を造る上で、建具は非常に大きな要素となります。
材料とデザインにこだわった建具。
伝統的な建具を作る技術をもった建具職人さんも今では貴重な存在になりつつあります。
そんな伝統的な技術と十木舎のオリジナルデザインの建具を
今後も作り続けていきたいと思います。
今回は「山科の家」仕上げ工事でした。
森谷