十木舎

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山科の家 深い軒

お盆も終わりましたが、ここ京都でもまだまだ暑い日が
続いております。

今回の現場日記は山科の家からのお届けです。

こちらのお宅は南側に面したリビングの深い軒先が特徴です。

上棟時の様子です。


先日、開口部に大きなガラスをはめ込みました。

深い軒で日光の入り方を調節し、その代わり大きな開口を設けることで
明るさと開放的な空間を実現します!


登り梁をはねだすことによって、これだけ長い軒を支えることができます。

軒の天井 軒天(のきてん)には無垢の杉板を張ります。




深い軒のしつらえがとても良い感じ。

大工さんも外部の仕事が終わるといよいよ内部の造作に入っていきます。

今回は山科の家の深い軒のご紹介でした。

森谷


岡崎の家 地鎮祭と地盤改良

今年の夏も早8月となりましたね。
ここ京都でも毎日とてつもなく暑い日が続いています。

十木舎の各現場でも、大工さんをはじめ職人さん方
額の汗をぬぐいながら日々奮闘中です!



そんな中、京都は中心部に近い岡崎の地でこのほど
新たに地鎮祭が執り行われました。


祝詞奏上に引きつづき、宮司様によって笛が奏でられました。
辺りのには荘厳な笛の音が響き神聖な雰囲気に包まれます。

建物の四方にあたるところを清める、四方払いの儀。

これら一連の地鎮の儀によって、工事の安全と竣工を祈念いたしました。

後日、現場では基礎工事に先立ち地盤の改良・補強工事を行いました。

事前に調査会社によって地盤の強度を調査し、地盤改良が必要な場合は
その調査結果に応じた地盤補強工事を施さねばなりません。


今回は柱状改良という手法です。

4m近くある大きなドリルで地面に穴を掘っていきます。


固い地盤に届く深さまで掘り下げていきます。

穴の中です。


セメントと土を混ぜ合わせ埋め戻します。

最後に転圧して完了。こちらの現場では20数本の柱を施工しました。

この地盤改良を終えて、現場ではいよいよ基礎工事に着手します。

「岡崎の家」今後の現場日記をどうぞお楽しみに!

森谷

山科の家 祝上棟

京都は祇園祭りの季節となり、ここにきて暑さもとても厳しくなって
きました。

先日、そんな梅雨も終わりに近づきました晴れ間に

「山科の家」無事上棟をむかえられました!

山科の閑静な住宅街に大工さんのカケヤで木材を叩く音が響きます。

上棟に先立ち、お施主様と設計で幾度となく打ち合わせを重ね、
思いの詰まった建物。大工さんも自然と気合が入ります。

事前に弊社加工場で下準備にも余念がありません。

吹抜の天井の梁です。
板張りになる所には事前に板の入る溝を掘っておきます。
このひと手間を掛けることで、仕上がりが格段にきれいになります。




現場ではそのひと手間かけた
大工さん一人一人が慎重に気を使い納めていきます。




上棟を無事納め、現場では造作工事に移っていきます。


いよいよ夏本番。

今年の夏も暑さが厳しいようです。みなさまもどうぞご自愛ください。

森谷

山科の家地鎮祭・基礎着工

「山科の家」基礎工事着工しました!

基礎工事に先立ち現場では地鎮祭が執り行われました。




宮司さまによる四方のお清め



地鎮の儀では弊社の奥村も設計者として
鎌入れをさせていただきました。













城山台の家 大工さん造作中!

先月上棟しました城山台の家では大工さんによる床張りの
真っ最中です!

十木舎では現場の職人さんの顔が見える家造りを目指しています。
無垢の木や自然素材を使った家造りでは、職人さんの技と経験が
とても大切になります。

完成するまでどんな職人さんが造ってくれたの分からない・・・
そんな家造りが多い中、

経験を積んだ大工さんや様々な職人さんがお客様に寄り添って、
信念と責任感を持って仕事をしてもらいたいのです。

そんなことを思いつつ、現場の納まりを大工さんと日々
やり取りしております。

さて、現場では棟梁の西川大工さん

無垢の桧フローリング、厚さは24mmあります。

一枚一枚、材料を見極める大工さん。

そこには自然と気持ちが込められます!




フローリングを張る床下には断熱材を敷き込んでいます。

「パーフェクトバリア」という断熱材で赤ちゃんがくるまっても安心で
健康や環境に配慮した建材です。暑さは10cmあります。




現場では床が張れると窓枠や入り口枠など本格的な造作が始まります。


それではこの続きは次回の現場日記で。

森谷