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町家の左官工事
町家改修<左官>
2月も半ばを過ぎまだまだ寒い日が続いております。
暖かくなるのが待ち遠しいですね。
町家の改修現場の職人さんも日々頑張ってくれています。
そんな現場から今回は左官屋さんの仕事に注目です!
築90年の町家。土台や柱などで傷みがあったところは、新しく入れ替えたり
補強するなど手を加え、同時に壁土がはがれてしまっていたところなどは
再度、竹の下地(竹小舞といいます)を縄で編み込みます。
竹小舞を編んでくれているのは女性の左官職人さん。
仕事楽しいですか?と聞いてみると…「はい!」と迷いのない言葉。
左官職人になりたい人も希少なこの時代に、何とも力強いお言葉をいただきました。
壁土はこんな感じ。
この壁土を竹を編んだ所へ塗りこんでいきます。
一度荒く塗り込み、乾いてから数度塗り重ねて仕上げていきます。
左官職人さんをはじめ、伝統的な職人技を継承していくのも、
とても大切なことと改めて感じる日となりました。
木と土と紙で建てられた建築。現代の職人さんによって手を加えられ
現代の町家としてよみがえる姿が楽しみで仕方ありません。
それではこの続きもお楽しみに。
森谷