十木舎

嵯峨の家3 House of Soga3

嵯峨の家3

House of Soga3

嵯峨嵐山の竹林の先にある、古刹に囲まれた風致地区に建つ和瓦葺きの住まいです。
庭とのつながりを大切にしたいという想いから、テラスとリビングの床を大谷石で仕上げた土間とし、外部と内部にまたがる中間領域をつくりました。
庭の畑で収穫した野菜の下処理や、お子様の木工やお絵描き遊びの場としてなど、生活の延長で自由な使い方ができる空間です。
一方で、造作のソファーや対面カウンターのある造作キッチン、ヌック状のライブラリースペースなど、各所に落ち着ける居場所をつくることも大切にしました。

場所:京都市右京区嵯峨
完成:2025年7月
規模:96.13㎡(29.08坪)
設計・施工:十木舎
写真:垂見孔士氏

玄関から大谷石の土間が広がる
土間からダイニング・キッチンを見る
LDKに隣接するヌック状のライブラリースペース
レッドオークを使った造作キッチン
リビングの一部として土間が広がる
2階主寝室の書斎コーナーからは嵐山の山並みを望む
ケヤキを使った造作洗面台
玄関横に家族用の土間収納
玄関へのアプローチ
全景