十木舎

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向日町の家 完成見学会のおしらせ

冬の訪れを感じておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、「向日町の家 完成見学会」のご案内です。

神社や遺跡に囲まれた歴史ある丘陵地に、約30坪の十木舎の家が完成いたしました。

丘の上という立地を活かした、明るく気持ちのよい風が通り抜ける住宅です。
登り梁をしっかりと見せた勾配天井や、随所に現れるヒノキの柱など、無垢の木が持つ力強さが印象的な住まいとなっております。
襖の開閉で多様な使い方ができる和室や、クローゼットやパントリー、半屋外の物干スペースなど、実用的空間も魅力的です。
木の香りがあふれる十木舎の家づくりを、この機会にぜひご体感ください。

これまでの向日町の家を紹介したブログ(上棟の様子現場日記)についてもよろしければご覧ください。

【開催日時】
2025/11/22(土)
10:00 / 11:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00

2025/11/23(日)
10:00 / 11:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00

2025/11/24(月)
10:00 / 11:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00

【会場】
京都府向日市向日町
🚃阪急西向日駅より徒歩20分
🚌 JR向日町駅より徒歩30分

■お申込みいただいた方には、詳しい地図を別途ご案内差し上げます。
■お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

【予約について】
ご予約はメール、電話、DMにて承っております。
TEL: 075-754-7232
MAIL: kinoie@juhmokusha.jp

※ご予約時に【ご希望日時 / ご来場人数 / 緊急時のご連絡先】をお伝えください。
尚、ご希望の日時につきましては先着順とさせていただきますので、ご了承ください。

※ご予約をいただく際に下記項目をお願いしております。皆様に安心してご見学いただけますよう、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします

●完全予約制で進行しております
●抱っこのできないお子様、小学生以下のお子様のご入場はご遠慮願います。
(外で保護者の方とお子様が一緒にお待ちいただくことは可能です。保護者の方は順番にご見学いただけます。


薪ストーブについて

11月に差し掛かり、今年も残りあと2か月。寒くなり、暖房を使用する季節になりますね。寒さの厳しい地域で育った私のおすすめ暖房器具は「薪ストーブ」です!

そこで今回は、薪ストーブの魅力とメンテナンスについて紹介させていただきます。

一番の魅力は、あたたまり方にあると思います。空気が乾燥しにくく、遠赤外線の効果でじんわり体の芯からあたためてくれます。また、家全体の広い範囲をあたためることができるため、部屋ごとの温度差を少なくできることも魅力です。

椅子やソファでくつろぎながら、火の揺らめきをぼんやりと眺めているだけで、心が落ち着きリラックスできますね。 そして電気やガスを使用しないため、環境に優しく、乾燥した木があれば災害時でも暖をとることができます。また、お湯を沸かしたり煮込み料理など日常生活を楽しむことができます。

メンテナンスは、年に一度の点検とクリーニングを実施することが望ましいです。掃除をせずそのままにしておくとすすやタールがこびり付き、排煙がスムーズに行われず火災の原因になります。ご自身でも道具を揃えればクリーニングは可能ですが、屋根上での作業や部品の取り外しが必要になるため、業者の方に点検と合わせてクリーニングを依頼することをおすすめします。

どのような工程で綺麗にしているのか写真と一緒に説明していきますね。
まずは、すすなどで汚れないように周囲をしっかりと養生します。

次に、屋根の上から専用のブラシやハケで、煙突内の汚れを落とします。

屋根上の作業が終わり、すすが舞わないよう時間をおいてから、薪ストーブの扉を開けます。薪ストーブ内の部品を分解しながら専用の掃除機で汚れを吸い取っていきます。

今回は、ガラス回りのゴムパッキンが劣化していたので、取り替えました。

部品を元通りに取付、完了です。

そろそろはじまる本格的な冷え込みに備え、安心して使用することができそうですね。

是非、皆さまも薪ストーブのじんわりとした温かさを体感しにいらしてください。
事務所全体を温めてお待ちしております。

川内

木の家の変化について

10月も下旬を迎え、だんだんと気温が下がっております。皆さまは、風邪などひかれていませんでしょうか。

十木舎のメンバーになり、半年が経過します。
今回は、半年を通して感じた「木の家の変化」についてお話していけたらと思います。

変化と聞くと、子どもや植物の成長などから、生き物の変化がイメージしやすいと思います。実は木の家も生きていて、変化していくのです。
長岡京の事務所は竣工してまもなく3年が経ちますが、床張りの桧が日に焼けて色が濃くなっているのがよくわかります。この事務所の無垢材は私よりも2年半先輩ということになりますね。

事務所の床に若いヒノキを並べた様子(どちらも同じ厚さ3㎝紀州のヒノキ)
2022年11月撮影
2025年10月撮影

毎朝の床掃除時には、前日との色の変化は分からないですが、3年という時間をかけて、ゆっくりじっくりと変化していくのだなと感じます。
積み上げられた経年変化を感じながらも、5年後や10年後の事務所の様子がどのように変化していくのか想像を膨らませることもできますね。

現在、広報としての情報発信や、設計補助としてCADで図面を書く中で、日々分からない単語がでてきます。少しずつ理解しながら積み重ねていくことで、私もヒノキと同じように、3年後色濃く成長出来ればと思います。

また、今月ホームページに載せる写真を十木舎に新しく入った岡田さんと一緒に撮影していただきました。

もうすぐホームページで自己紹介ページが更新される予定ですので、お楽しみに!
川内

向日町の家 現場日記

気温が穏やかで過ごしやすい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、趣味のサイクリングで紅葉を見に行きたいなと計画中です。おすすめスポットがあれば是非教えてください。

今回は、「向日町の家」現場日記をお届けいたします🌱

ここは丘陵地に位置しており、敷地内に段差があることが特徴です。
このような敷地においては、建物を建てる前段階で、外構工事計画の精度を高めていくことが重要です。(普段は、建物の工事を終えてから、外構工事を進めてく流れになっております)具体的には、門灯やインターホンで使用する配管類を事前(基礎工事段階)に仕込むことで、外構工事の際に作業を円滑に行うことができます。

また、前面道路幅が狭く、行き止まりとなっていることも工事をする上で注意が必要です。このような敷地環境においては、近隣の皆様への配慮はもちろんのこと、工事業者が重ならないよう的確な工程管理が必要になります。

細かい事前準備を整え、いざ工事が始まります。

着工(5月) 
基礎工事完了

基礎工事後は、本社から運搬した木材を運び込み、大工さんが手作業で組み上げていきます。また、工事監督は、「工事が計画通り進んでいるか」や「安全であるか」を常に確認しながら作業を進めていきます。

土台敷きが完了し、構造材搬入
棟上げ作業が完了(6月)
屋根と外壁工事完了(10月)

現在は、建具や造作などの内装工事中で、今後外構工事へ移っていきます。
お施主様が現場にお越しいただく際には、大工さんや職人さんの手作業の様子をご覧いただけると思います。このように、お施主様にとって作り手の顔や材料を見ながら家づくりが進んでいくことは、大きな安心感がありますね。
また、イメージしていたものが、実際に組み合わさり形になっていく姿を見ることで、これからの生活に一層期待が膨らみますね💭

11月下旬に見学会を開催する予定です。後日、ブログで詳細を発信する予定ですので、お楽しみに!
川内

静市の家 完成見学会のご報告

9月13日、14日、15日の3日間にわたり完成見学会を開催させていただきました。
お越しいただいた皆さま誠にありがとうございました。多くのお客様にお越しいただき、盛況のうちに無事終了することができました。

今回の見学会では、十木舎の家づくりと一緒に、分譲地の区画についてもご案内をさせていただきました。静市の家は、分譲地11区画内に初めて竣工した十木舎の家のため、家づくりを考え始めたお客さまにとって、建物の規模感や敷地環境を体感していただけたと思います。
また、他区画の土地の様子を実際に見ることで、自分の家を建てる際の間取りや外構の様子まで幅広くイメージしていただけたと思います。

外観の様子

家の中へご案内をすると、吹抜けリビングの様子や、木の家に馴染む木製の窓により明るく開放的な空間に「素敵✨」という声を多くいただくことができました。

リビングの様子
リビングから窓の景色を眺める

また、レッドオーク材を使用した造作キッチンや、独立した造作洗面スペース、ケヤキ材を使用した書斎コーナーなど木質感があふれ、木に包まれた家の様子を感じていただけたと思います。

レッドオーク材の造作キッチン 
造作洗面スペース
ケヤキ材の書斎コーナー

これから始まる新しい街並みの、第一歩として愛され続けるお家でありますように😌💭
静市11区画分譲地の見学も可能ですので、ご連絡お待ちしております。

また、竣工写真を掲載する予定ですので、お楽しみに!
川内