西七条の家

梅小路公園の西に位置する古い町並みの中に建つ、家全体を覆う大きな一枚屋根が特徴的なお住まいです。
土間収納やパントリーなどの収納スペースと、各所に造り付けの家具を設け、動線に沿った生活のし易さに配慮しました。
また、小上がりの畳リビングには、ダイニングへと連なるL字の窓から優しい光が射しこみます。敷地条件が限られていても、庭を確保し、家とのつながりを持たせることにこだわりました。光と風、緑が住まい手の暮らしを豊かにしてくれます。
玄関正面。
小庭の緑が暮らしを豊かにしてくれる。
全体を見る。
L字に連続する窓が庭と中をつなぐ。
小上がりの畳リビング。畳下には、段差を活かした引出収納。
ホワイトオークの造作家具。奥はパントリー。
豊富な収納スペース。洗面台上部のハイサイドライトで光を取り込む。
屋根裏部屋のような書斎。
主寝室。
子ども室。将来は2室に分けられるように。
- ■場所:
- 京都市下京区西七条
- ■完成:
- 2020年8月
- ■規模:
- 106.69㎡(32.27坪)
- ■設計・施工:
- 十木舎
- ■写真:
- 垂見孔士氏