光庭の家

隣家に囲まれた敷地条件に建つ、延床面積およそ39.5坪の2世帯住宅です。光庭を家の中心に置き、家のどこに居ても庭が楽しめる設計としました。
庭に面した窓はすべて木製サッシ。断熱性能が高く、木の素材感が外とのつながりを和らげます。また、施主の希望により、内壁には薩摩中霧島壁、外壁には白洲そとん壁、どちらも火山噴出物シラスを主原料とした100%自然素材を採用しました。
中庭の下草にはすべて食せる植物を植え、季節の移ろいを五感で感じられる住まいです。
玄関を入ると出迎えてくれる中庭。

奥の居室から中庭を見る。
キッチンから中庭を見る。
ダイニングから中庭を見る。
2.5mの杉のダイニングテーブル。家族や友人とのひと時を楽しむ。
本棚と書斎カウンター。
2階の趣味室は天井が杉の板張り。
大きな開口から光を取り込みます。
寝室。天井はヒノキの板張り。
- ■場所:
- 京都市北区
- ■完成:
- 2020年5月
- ■規模:
- 130.43㎡(39.45坪)
- ■設計・施工:
- 十木舎
- ■写真:
- 垂見孔士氏