梅津の家

交通量の多い三方が開けた角地に建つ、延床面積およそ35.5坪の住まいです。
軒裏は母屋(梁)を現して板張りとし、屋根は瓦葺きとすることで、周囲環境に馴染んだ落ち着きのある佇まいとしました。
1階のリビングダイニングは周りの視線から守るように窓を配置し、天井は杉の板張り。
外の喧騒を感じさせない、落ち着いた家となりました。
玄関へのアプローチ。
ダイニングからリビングを見る。
キッチンの収納造作。
テレビを掛ける壁には、猫ちゃんたちが顔を覗かせる小窓。
縦に伸びる連続する窓から、階段に光を取り込む。
陰陽が心落ち着く和室。
大きな障子で間仕切ることができる。
2階の多目的スペース。
自然光が差し込むトイレの手洗造作。
夕景。

- ■場所:
- 京都市右京区梅津
- ■完成:
- 2020年4月
- ■規模:
- 117.42㎡(35.52坪)
- ■設計・施工:
- 十木舎
- ■写真:
- 垂見孔士氏