十木舎

城陽の家 House of Joyo

城陽の家

House of Joyo

閑静な住宅街に建つ床面積が23坪の小さな家は、プライバシーを配慮しつつも光と風の通りが感じられるよう家の中心に吹抜けを設け、明るい環境を実現しました。
家が建て込んだ住宅街では、一階に光が届きづらくリビングが暗くなりがちです。
光の取り入れ方を工夫することで家全体に光が届き、実際の面積以上の広がりを感じさせてくれます。

場所:京都府城陽市
完成:2013年11月
規模:延床面積 75.35㎡(22.79坪)
設計・施工:十木舎
写真:垂見孔士氏

キッチンから畳スペースを見る。障子を用いることで、家全体が柔らかく温かい光に包まれます。
リビングから畳スペースを見る。小上がりの畳スペースは三畳の大きさで落ち着く空間です。
畳スペースからキッチンを見る。ダイニング上部の吹抜けが光を1階に届けます。
通りに面したお庭には目隠しの板塀。
桧(ひのき)材で製作したオリジナルの食器棚。
吹抜けに面した各部屋とは障子で仕切られ、光の量を調整できます。
杉の木目が美しい玄関の下足収納。
桧(ひのき)の玄関ドア。オスモカラーで塗装しています。
和室前の坪庭。