長岡京の家




長岡京の古くからの街並みに建つ約30坪のお住まいです。お施主様の希望である螺旋(らせん)階段を建物の中心に配置しながらも、一階での生活を基本に考えたプランは便利でスムーズな動線が特徴。明るい光を届ける吹き抜けは回遊式とし、勾配天井と壁一面の本棚はダイナミックで収納力も抜群です。造作した水まわりと共に、玄関の古建具、アイアンの手摺やカーテンレールもインテリアのポイントに。また、化学物質過敏症であるお施主様のために使用する材料はいつも以上に配慮し、相談しながら工事を進めていきました。こちらの建物は山浦裕史氏(アーキ・ディレクションズ一級建築士事務所)による設計で、十木舎の標準仕様を基本に施工・管理を承りました。

螺旋階段に沿うように配置したダイニングスペース。

玄関の古建具は、黒く塗装した螺旋階段や杉の床とも相性が良い。

リビングから吹き抜けを見上げる。

タモ材でつくったオーダーキッチン。天板はステンレス、コンロ前の壁はタイル仕上げ。

白いタイル貼りのカウンターは、洗面室をより明るく広い印象に。

洗面室と隣接するトイレの床はタイルの市松模様。

一階の寝室は下屋部分のため勾配天井に。押入建具には鮮やかな襖紙。

壁一面の本棚は一角に窓を設けている。

杉板張りの勾配天井。吹き抜けのアイアン手摺はシャープなデザイン。

板塀が続くアプローチと、駐輪スペースを兼ねた外部物置。外壁はガルバリウム鋼板。

■場所:
京都府長岡京市
■完成:
2015年2月
■規模:
延床面積 95.76㎡(28.97坪)
■設計:
山浦裕史氏(アーキ・ディレクションズ一級建築士事務所)
■施工・管理:
十木舎
■写真:
中島隆之氏