十木舎

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牧野の家 上棟間近

ようやく暖かくなってきて、梅の開花もちらほらと。
待ち遠しかった春本番も近づいてきましたね!

今回の十木舎の現場に日記は、大阪府下で島本町の家に続いて
2件目の上棟を目前に迎えられました、「牧野の家」から
お伝えします。


枚方市は京阪沿線の牧野駅にほど近い閑静な住宅地

基礎工事の様子です。
家づくりの基本となる基礎工事。べた基礎でしっかり建物を支えます。

土間からの湿気を防ぐため一面土間シートを張ります。

この上に鉄筋を組んでいきます。

鉄筋は基礎工事の要。コンクリートを流し込む前に
必ず検査機関よる配筋検査を実施。
鉄筋が正しく施工されているかをチェックします。


基礎工事完成です。建物上棟までしばし養生期間となります。

そのころ木材加工場では大工さんによる加工の真っ最中です。

十木舎では通常柱や梁など構造材の加工をプレカット工場で行いますが、

こだわりの納まりの箇所などは、事前に大工さんによる手加工を必要とします。

こちらは屋根を支える登り梁の先端。
側面に加工された1cmくらいの溝には軒下の板がはめ込まれます。
事前のこのひと手間が美しい仕事へとつながります。

「牧野の家」では 家の中心に見事な大黒柱が入ります。

桧の6寸角(18cm角)で長さ6m  4面節のない大黒柱を現しにします。

こちらのお宅を担当する大工の西川棟梁もここは特に気合が入ります!

複雑に加工がなされた大黒柱の先端。
果たしてどのような納まりになるのか・・・

その答えは上棟の様子でご紹介しますね。

さて、私はと言いますと
十木舎では通常上棟の際に上棟式をさせていただいておりますが、
その時のお祀りする御幣(ごへい)にお施主様のお名前を入れさせていただいております。
上棟式でお祀りした後は天井の上から家をお守りいただく大切な存在。

まだまだつたない字ではございますが、十木舎の手造りの家の一端を担えればと思っております。







いよいよ今週末に上棟を迎えます「牧野の家」

この続きも是非現場日記で。

森谷