松井山手の家




松井山手の住宅街の中にある不整形な角地に建つ床面積約33.7坪の建物は、モダンでシンプルな片流れ屋根。軒裏やポーチの天井を板張りとしたことで、訪れる人に穏やかな印象を与えてくれます。土地の形や隣接する公園、周囲の住宅等の条件を整理し設計された間取りは、住宅街の中でありながら、開けた視界と明るく開放的な空間を生み出しました。玄関にある土間収納やリビングとつながるピアノスペースなどの住まい手の生活に寄り添った計画と、無垢材をふんだんに使った室内造作やセルフペイントの壁により、愛着を持って永く住み続けることのできる住まいとなりました。

天井いっぱいの本棚により緩やかに仕切られた1階は、風がよく通る気持ちの良い空間。

キッチン前の収納造作と壁際のカウンターはヒノキの無垢材を使用。

カウンターや板張りの壁など、無垢の木をふんだんに使い、木の香りがあふれる1階LDK。

入念に計画された開口部により、敷地の条件を活かした広がりが生まれる。

玄関の格子戸の先には、壁が板張りのピアノスペース。左手へは土間収納へとつながる。

ピアノスペースからリビングを見る。

玄関から続く土間収納は家族玄関を兼ねる。

2階の子供室にはご家族で仕上げた、家への愛着を深めるセルフペイントの壁。

軒裏の板張りが穏やかな印象を与える。

■場所:
京都府京田辺市
■完成:
2016年12月
■規模:
延床面積 111.40㎡(33.70坪)
■設計・施工:
十木舎
■写真:
垂見孔士氏