上高野の家




京都国際会館が近い閑静な住宅街。比叡山を望む南東の角地に建つ約33坪の建物は、 植栽や外構計画にも配慮し、京都市の風致地区である周囲の景観にも自然に溶け込みます。 南に面するリビング・ダイニングの大きな木製サッシは、深い庇やウッドデッキを設けることで、室内とお庭を緩やかにつなげます。 たくさんの蔵書が収められる壁一面の本棚や、キッチン回りの収納家具も間取りに合わせ計画しています。 条件に恵まれた敷地の魅力を大いに活かし、開放的でありながら落ち着きのある住まいになりました。

リビング・ダイニングを介して庭を見る。垂木あらわしの軒裏が美しい。

深い庇に守られたウッドデッキスペースは庭との距離を近づける。

キッチンからリビング側を見る。

美しい木質感を活かすために全体をすっきりとした印象に。

タモの無垢板で作った十木舎のオリジナルテーブルと杉の造作収納。

天井を一部下げ、板張りにすることで空間に変化と落ち着きが生まれる。

モダンな和室の天井は端正な杉の柾目板を使用。

ダイニングと隣り合うホールには壁一面の本棚を造作。

子供室。将来は梁の下で間仕切ることで個々の空間に。

比叡山を望む寝室のコーナー窓からは柔らかな朝日が差し込む。

東側外観

■場所:
京都市左京区
■完成:
2016年2月
■規模:
延床面積 108.34㎡(32.77坪)
■設計・施工:
十木舎
■写真:
垂見孔士氏