並河の家




南側に大きく開いた敷地に建つ約38坪の建物は、一階が中心となる間取りで、庭とつながる大きな窓が特徴です。 家の中央に配置されたダイニングはひのき板張りの斜め天井とし、空間に変化を与えるとともに開放感をもたらします。キッチン周りにはタモの無垢材を贅沢に使用した造作家具と風合いのあるタイルが、インテリアと調和しながら機能性も高めています。 外部から玄関へのアプローチは、木組みの深い軒の下屋根が続き、道路を隔てるコンクリート塀との組み合わせが印象的です。 家族が集まる場所はもちろん、個々のスペースも大切にしたゆとりのある美しい住まいが完成しました。

ダイニングの天井は木目が美しいひのきの板張り。斜め天井をより効果的にみせる。

タモの無垢材を使ったキッチンの造作収納。吊戸の一角には神棚を祀る。

ダイニングから庭を見る。窓の柱間にはすっきりとした断熱スクリーン。

ダイニングの隣にはフラットにつながる畳スペース。

室内の斜め天井と続くような深い軒が、南側の日差しをコントロール。

入口脇にシンプルな床の間スペースがある和室。左奥は掘りごたつ式の書斎カウンター。

空間に合わせ造作した仏壇には、繊細な格子の建具と欄間。

西側道路からみた外観。コンクリート打ち放しの塀が印象的。

南側外観。庭を板塀で囲いプライバシーを確保。

梁で持ち出した玄関前の深い軒。玄関の引戸はひのきのオリジナル。

■場所:
京都府亀岡市
■完成:
2016年1月
■規模:
延床面積 125.83㎡(38.06坪)
■設計・施工:
十木舎
■写真:
垂見孔士氏